スイカゲーム風パズル「Fruit Merge」で高得点を出すコツを、ゲームを作った私が10個にまとめました。物理の数値やフルーツの大きさを自分で調整しながら、何度も遊んで確かめてきた攻略法です。スコアの差を生むのは才能ではなく、置き方の考え方です。
この記事の結論
この記事のコツは、ゲームを作りながら壊れた部分を直し、テストプレイの録画を見て、自分のミスを記録した中から生まれました。Fruit Mergeは無料のブラウザゲームなので、ゲームを横に開いて1つずつ試すのが一番の近道です。スコアが伸び悩んでいるなら、どれか1つはきっと役に立ちます。
ここからは、スコアが伸びる順番を意識して10個のコツを紹介します。1つ目と2つ目は、初心者がまず身につけたい基本です。
箱の上にあるのが今持っているフルーツで、NEXT欄には次に来るフルーツが表示されます。落とす前に、必ず両方を見てください。
実は、初期のバージョンにはNEXT表示がありませんでした。テストプレイヤーから「運ゲーに感じる」と言われて追加したものです。NEXTがついたことで、運まかせのゲームから先を読むゲームに変わりました。
それでもテストプレイの録画を見ると、NEXTをほとんど見ない人が多くいました。置き場所を決めて落とし、そのあとで次のフルーツに気づきます。それでは、次のフルーツのためにスペースを空ける機会を逃してしまいます。
順番は「NEXTを見る、置き場所を決める」です。次がさくらんぼなら、狭いすき間を埋めても大丈夫です。次がポンカンなら、着地できる場所を空けておきます。この習慣だけで、その場しのぎの置き方から抜け出せます。
左右どちらかの角を決めて、大きいフルーツをそこに集めます。壁が支えになるので、大きいフルーツが真ん中へ転がりにくくなります。
私がテストしたときも、真ん中から積む方法は、壁際から積む方法より大きくスコアが下がりました。壁が土台になり、大きいフルーツが壁に寄りかかって、ほかのフルーツはその内側に積み上がります。
左と右のどちらが有利かは、はっきりした差は言えません。片側に決めたら、途中で変えないことが大切です。壁が山の半分を支えてくれます。
さくらんぼが箱の左端と右端に1個ずつあると、ふれ合うまで合体しません。テストプレイの録画で一番多かったミスがこれです。同じフルーツを箱いっぱいに散らして、なぜ合体しないのかと首をかしげてしまいます。
さくらんぼ、いちご、ぶどうのような小さいフルーツは、ふれ合わないと合体しません。離れた場所に置くと、くっつけ直すのは大変です。場所を取るうえに、ほかの合体のじゃまにもなります。
私は小さいフルーツが来たら、同じ種類の近くに落とします。少し不利な場所になっても、まとまりを優先します。いちご4個がまとまっていれば、ぶどう2個になり、さらにポンカン1個まで進むからです。うまい場所に1個置くより、この流れのほうが得点につながります。
フルーツは床やほかのフルーツに当たると、少し跳ね返ります。跳ね返りの強さを決める反発係数は0.1で、私が物理エンジンで設定した値です。大きくはありませんが、狙った位置からフルーツ1個分ずれることもあります。
この跳ね返りは利用できます。まっすぐ落とすには少し狭いすき間なら、となりのフルーツの端を狙います。跳ね返りで、フルーツがすき間へ収まってくれます。
また、新しくできたフルーツは、大きくなりながら周りの小さいフルーツを押しのけます。オレンジ2個の間をぶどうがふさいでいるなら、近くでももを作るとぶどうが動くことがあります。偶然に見えますが、ちゃんと使えるテクニックです。
1回の合体で入る点は1回分です。連鎖が起きると、合体が何回も続けて起きます。
ただし、連鎖のボーナスやスピードによる倍率はありません。同じ合体を別々に起こしても、合計点は同じです。連鎖のメリットは、1回落とすだけで複数の合体を起こせることです。
連鎖を作るには、積んでいる壁際に小さい順に並べます。上に小さいフルーツ、下に大きいフルーツです。上で合体が起きると、できたフルーツが下の同じフルーツにふれて、次の合体が起きます。
連鎖は無理に起こせません。たとえば、さくらんぼの集まりの下にいちご、その下にぶどうを置いておきます。そこへさくらんぼを落としたら、あとは物理演算に任せて見守ります。
フルーツを箱全体に均等に並べたくなりますが、真ん中はできるだけ空けておきます。
箱の幅は、フルーツを動かす余裕が残るように決めました。ただし、それは真ん中を物置にしない場合の話です。真ん中が埋まると、フルーツの行き先を変えられません。どこに落としても、もうやり直しがききません。
フルーツは壁際に並べ、真ん中は終盤まで空けておきます。真ん中が空いていれば、左右のグループの間でフルーツを動かせます。そのぶん、合体のチャンスが増えます。
細く高い山は、Fruit Mergeで一番危ない形です。効率がよさそうに見えて、実は逆です。
上に乗ったフルーツの重さは、物理演算で下のフルーツにかかります。4段に積んだ上にももが乗ると、下には大きな力がかかります。一度落とし方を間違えると山が横に崩れ、まとめておいたフルーツが散らばります。高い山が崩れて、順調だったゲームが終わるのを何度も見てきました。
低く広い並べ方のほうが安定します。着地できる面が増えて、同じフルーツがふれ合う場所も増えます。多少狙いがずれても崩れにくくなります。高層ビルではなく、平屋を建てるイメージです。フルーツごとに必要な広さは全11種類の進化表と大きさの解説で確認できます。
空きスペースがなくなると、動かす余地も合体させる余地もなくなります。そうなると、数手でゲームオーバーです。
中盤は、箱の15~20%ほどを常に空けておくのが目安です。いま使わないフルーツを一時的に置ける、逃げ場のスペースです。
逃げ場は真ん中(コツ6)か、大きいフルーツを積んでいない側の壁際に作ります。左に積んでいるなら、右端に細い空きを残します。いらないフルーツが来たらそこに置き、あとで片付けます。
時間制限はありませんが、待っている間も物理演算と赤いラインの判定は続きます。箱の中が落ち着いたのを確かめてから、次の置き場所を選んでください。
フルーツの大きさはゲーム内の単位で決まっていて、画面上の大きさは画面サイズに合わせて変わります。比率を知っておくと、置き方が変わります。
ゲーム内の幅は、さくらんぼ52、いちご78、ぶどう108、ポンカン119、オレンジ153です。その先は、りんご183、なし186、もも258、パイナップル308、メロン428、スイカ404です。数字のとおり、メロンはスイカより大きく作られています。
私はすき間を見つけたら、その幅を見積もります。ポンカンは119なので、さくらんぼ2個分の約104より広い場所が必要です。どちらも画面に合わせて大きさが変わるので、箱の幅と比べて判断します。大きさの一覧は進化表の記事にまとめています。
Fruit Mergeには時間制限がありません。盤面が安定しているなら、急ぐ必要はありません。ただし、待っている間もフルーツは動き続けます。高い山があるときは、安全かどうかを先に確かめてください。
急いで落とすと、NEXTの確認も、まとめる計画も抜けてしまいます。大きさの見積もりもしないまま、反射だけで落とすことになります。これではスコアは伸びません。
1手ずつ考えて落とすだけで、ここまでのコツが全部いきてきます。遅いのではなく、考えて遊んでいるだけです。
10個のコツはつながっています。NEXT(コツ1)で次に来るものがわかり、角に寄せる考え方(コツ2)で置き場所が決まります。まとめて置けば合体が起き(コツ3)、跳ね返りを知れば狙いどおりに置けます(コツ4)。
連鎖(コツ5)は1回で複数の合体を生み、空いた真ん中(コツ6)が選択肢を残します。低い山(コツ7)は形を安定させ、逃げ場(コツ8)がピンチを防ぎます。大きさの知識(コツ9)で置き方が正確になり、急がないこと(コツ10)がすべてをまとめます。
まずはコツ1と2、NEXTの確認と角への寄せ方から始めてください。この2つだけでもスコアは目に見えて変わります。慣れてきたら、ほかのコツを1つずつ足していきましょう。
開発者としての目安では、初めてでも1,000点を超えれば標準的です。最初の大きな壁は2,000点です。そこを目指すなら、同じフルーツを近くにまとめ、NEXTを確認し、合体のスペースを残してください。
どちらでも構いません。大事なのは、片側に決めて途中で変えないことです。途中で変えると、大きいフルーツが箱の両側に分かれて連鎖が起きにくくなります。
まず一番小さいフルーツを片付けます。さくらんぼやいちごの組を探して、合体させてスペースを空けてください。すぐ合体できる組があれば、その上に次のフルーツを落とします。新しく大きいフルーツを作るのは後回しです。
上限はありません。フルーツが赤いラインを超えない限り、ゲームは続きます。スイカを2個くっつけると、2個とも消えて22点が入ります(ダブルスイカ)。理論上はこれをくり返せば遊び続けられますが、実際には箱が埋まるほうが早くなります。
使えます。Fruit Mergeは物理、点数、フルーツの大きさが独自ですが、基本は同じです。箱を低く保ち、同じフルーツをまとめ、スイカは無理に狙わずにきれいな盤面のごほうびと考えます。どちらのゲームも、縦に散らかった盤面には厳しく、じっくり作った連鎖が得点につながります。
※Fruit Mergeは、スイカゲーム風のルールで遊べるSFC Gamesのオリジナルゲームです。Aladdin Xの『スイカゲーム』の公式作品ではありません。
Fruit Mergeで高得点を出すカギは、NEXTの先読み、片側の角への寄せ方、低く広い盤面の3つです。連鎖にボーナスはないので、1回落とすだけで合体が続く形を作ることが攻略の近道になります。まずはコツ1と2を意識して、Fruit Mergeを無料でプレイしてみてください。
次に読むなら、こちらの記事がおすすめです。
ほかのゲームはSFC Gamesのトップページから探せます。