スイカの作り方:Fruit Merge(スイカゲーム風)で初めてのスイカを作る5ステップ

スイカゲーム風のパズル「Fruit Merge」で、初めてのスイカを作る方法をまとめました。私が初めてスイカを作れたのは11回目のプレイで、22分かかりました。開発中は毎回のプレイを表に記録していたので、この数字ははっきり覚えています。1~10回目はひどいものでした。箱はパンパン、パイナップルは変な場所、焦って落としたぶどうの下にメロンが埋まる。そして11回目、左下の角でメロン2個がすべるようにくっつき、緑のしま模様のスイカが現れました。何度も見てきた演出なのに、思わずガッツポーズが出ました。

結論

  • スイカは、メロン2個がくっついた瞬間にできます。必要な点数はありません。
  • 大きいフルーツは片方の角に寄せ、大きい順に並べます。
  • 小さいフルーツは早めに合体させ、盤面に空きを残します。
  • 3000点はスコアの目標です。スイカの条件ではありません。

この記事では、私が毎回やっている手順をそのまま紹介します。角を使う戦い方は、ゲームの物理挙動を設計したときに狙った遊び方でもあります。Fruit Mergeはブラウザで無料で遊べて、ダウンロードも課金もありません。練習したいだけ何度でも挑戦できます。2000点前後で止まっているなら、足りないのは才能ではありません。盤面の組み立て方です。

Fruit Mergeは、スイカゲーム風のルールで遊べるSFC Gamesのオリジナルゲームです。Aladdin Xの『スイカゲーム』の公式作品ではありません。

森島健斗の写真
執筆:森島健斗 Stay Foolish Capital PTE.LTD. CEO
パズル

Fruit Merge

ブラウザ

物理演算で動く2Dパズルゲームです。

スイカ同士をくっつけると、2個とも画面から消えます。

スイカができる仕組み

スイカは進化の順番で11番目、最後のフルーツです。進化の順番は次のとおりです。

さくらんぼ → いちご → ぶどう → ポンカン → オレンジ → りんご → なし → もも → パイナップル → メロン → スイカ

同じフルーツ2個がくっつくと、1段階上のフルーツになります。さくらんぼだけで作るなら、スイカ1個は1024個分です。実際には上のフルーツも落ちてくるので、もっと少ないドロップで届きます。

スコアは、どのフルーツが落ちてきて、どんな合体をしたかで決まります。連鎖による倍率はありません。ゲームオーバー時には、箱に残ったフルーツの分も点数になります。

大事なのは、3000点をスイカの条件だと思わないことです。スイカはメロン2個が触れたときにできます。スコアの数字だけでは、スイカができたかどうかはわかりません。3000点は、あくまでスコアの目標です。

本当の壁は点数ではありません。15~20分ほど続くプレッシャーの中で、箱のスペースを管理し、合体を重ね、焦らずに待つこと。そのすべてが同時に必要になります。

スイカの作り方5ステップ

何百回もプレイしたいま、私が毎回どう進めているかを順に説明します。理屈ではなく、実際にやっている手順です。

ステップ1:最初の3分で土台を作る

角を使う作戦がうまくいくのは、壁を平らに設計したからです。角に入った大きいフルーツは、変な方向へ転がりにくくなります。左右どちらの角でもかまいません。大事なのは、一度決めたら変えないことです。

最初の3分でやることはシンプルです。小さいフルーツをどんどん合体させ、決めた角の側に寄せていきます。決まった序盤の流れが終わると、落ちてくるのはさくらんぼ、いちご、ぶどう、ポンカン、オレンジの5種類で、どれも同じ確率です。序盤は、この小さいフルーツを手早く片づける時間です。あとで箱が詰まるのを防げます。

私の序盤のルーティンです。

  • すべてのフルーツを、決めた角の壁に向けて落とす
  • ぶどうやさくらんぼは、壁ぎわに自然に積ませる
  • この段階では置き場所を考えすぎない。正確さよりスピード
  • 同じフルーツがぶつかって起きる連鎖を見逃さない
  • 反対側はなるべく空けておく。あとでこのスペースが必要になる

角にオレンジかりんごが1個できたら、土台づくりは完了です。これが軸になるフルーツです。ここから先は、この軸の上とまわりに積み上げていきます。

ステップ2:3~8分は大きい順に並べる

多くの人がつまずくのがここです。土台はそこそこ、中くらいのフルーツもいくつかある。それでも小さいフルーツが次々に来て、置き場所に迷い、適当に落とし始めてしまいます。

私は「層」で考えます。一番大きいフルーツを角の底に置き、その隣に2番目に大きいフルーツ、さらにその隣に3番目と並べます。角の底が大きく、上と反対側にいくほど小さくなる並びです。

  • 一番大きいフルーツは、いつも角に固定しておく
  • 2番目に大きいフルーツは、反対側ではなく近くで作る
  • 小さいフルーツは反対側で合体させてから、大きい側へ寄せる
  • 大きいフルーツの真上に小さいフルーツを落とさない。すき間に挟まって動かなくなる

最後のルールは、急いでいると私でも破ってしまいます。ももの上に落ちたぶどうがすき間に挟まり、片づけるのに3分かかる。中盤で我慢できるかどうかが、終盤の崩壊を防ぎます。

ステップ3:同じフルーツを近くに集める

土台ができたら、同じフルーツを近くに集めることを意識します。当たり前に聞こえますが、物理挙動があるので意外と難しいところです。フルーツは転がり、跳ね、重力にまかせて落ち着きます。思いどおりの場所には止まってくれません。

私が守っているルールです。

  • 同じフルーツ2個の間に小さいフルーツが挟まったら、先にそれを片づける
  • 3個目を上から落として無理に合体させない。重力はまず味方してくれない
  • 合体のチャンスは上からではなく、下から作る
  • りんご2個が左右に離れてしまったら、並べ直すより片方の近くで3個目を作る

スイカまで届くか、パイナップル止まりで終わるか。それを一番左右するのが、このまとめ方です。私の記録でも、同じフルーツを近くに保てた回ほどスコアが伸びていました。

ステップ4:8~18分は角に集中して仕上げる

8分を過ぎたら、角にはももかパイナップルがあるのが理想です。ここから一気に緊張感が増します。箱の半分は動かない大きいフルーツで埋まり、次の大きな合体の材料になるぶどうやさくらんぼが次々に落ちてきます。

ここで私は落とすペースを落とします。序盤は1~2秒に1回、終盤は3~5秒に1回です。箱をよく見て、次の合体が起きる場所を思い描きます。「このぶどうをここに落としたら、何が起きるか」と考えてから落とします。

角に集中するとは、こういうことです。

  • メロン(これからメロンになるフルーツ)は、角の一番奥に置く
  • 2個目のメロンは、1個目のできるだけ近くで作る
  • 箱の中のほかのフルーツは、すべてこの2個のメロンを作るための材料
  • 角の形を守るためなら、中くらいの合体をあきらめてもいい

これが唯一の正解かはわかりません。ただ、私の初めてのスイカも、それ以降のスイカも、すべてこの作戦で作りました。平らな壁は横への動きをおさえるので、大きいフルーツが角の近くにとどまりやすくなります。それでも、あとからぶつかったフルーツに押されて動くことはあります。終盤では、この動きの読みやすさがすべてです。

ステップ5:連鎖を準備して待つ

最後のメロンの合体は、狙って置くより連鎖で起きることがよくあります。さくらんぼ同士がくっついていちごになり、そのいちごが待っていたいちごに転がって合体する。その動きが次の合体を呼び、最後にメロン2個がぶつかります。

連鎖を完全に読むことはできません。ただ、起きやすい形は作れます。

  • 同じ段階のフルーツ同士を、いくつもの段階で隣り合わせにしておく
  • 合体してできたフルーツが次のペアへ転がれるよう、小さなすき間を残す
  • 箱をぎゅうぎゅうに詰めない。合体したフルーツが動ける場所が必要
  • フルーツが落ち着いたりぶつかったりして、次のペアがつながる余地を残す

連鎖が始まると、合体が次の合体を呼び、スコアがどんどん上がっていきます。演出の中身を知っていても、メロン2個がくっつく瞬間は鳥肌が立ちました。

順調かどうかの目安

スイカができる前でも、順調かどうかは判断できます。私がプレイ中に使っている目安です。ゲームのルールではなく、ペース配分のための目標です。

  • 5分の時点:角に、りんご(6番目)以上のフルーツが1個ある
  • 10分の時点:もも(8番目)かパイナップル(9番目)が角にある
  • 12分の時点:メロンが1個あり、2個目の材料を作っている
  • 箱の埋まり具合:10分の時点で7割未満なら、まだ動かせる余裕がある

目安より遅れていても、そのプレイは終わりではありません。小さいフルーツを積極的に合体させる方向に切り替えましょう。ごちゃついた部分を片づけて、スペースを作ります。角の使い方がどれだけうまくても、窮屈な箱ではスイカはできません。

それぞれのフルーツの大きさと点数は、全11種類の進化の順番と大きさ・点数の一覧にまとめています。

スイカが作れないときの立て直し方

完全に負けだと思ったプレイを、立て直せたことは何度もあります。ただし、何が悪かったのかを正直に見る必要があります。

よく見る(そして私もやる)ミス

  • 大きいフルーツの反対側に落としてしまい、通り道をふさぐ
  • 箱が高くなって焦り、考えずに連続で落とす
  • 小さいフルーツがたまっていくのを、手遅れになるまで放っておく
  • 隣り合っていない大きいフルーツ同士を、無理に合体させようとする

私の立て直し方

  1. 落とすのをやめて、ひと呼吸おく。5秒ほど箱をじっくり見ます。
  2. 一番大きな詰まりを見つける。たいていは、大きいフルーツ2個に挟まった小さいフルーツです。
  3. その詰まりを片づける。一時的に反対側が高くなってもかまいません。
  4. 詰まりが取れたら、角を使う作戦に戻ります。

立て直しには2~3分かかり、遠回りの合体で300点ほど損をすることもあります。それで大丈夫です。立て直して2800点で終わるほうが、焦って1200点で終わるより上です。私も痛い目を見て学びました。初期のテストでは、3~7回目がすべて焦りによるゲームオーバーでした。落ち着いていれば救えたプレイです。プレイを早く終わらせてしまうミスは、スコアを落とす8つのミス(英語)で詳しく解説しています。

3000点の点数の内訳

3000点を超えたプレイでも、スイカがある場合と、小さめのフルーツの組み合わせだけの場合があります。スコアは合体の積み重ねで決まるので、私は点数よりもフルーツの位置と赤いラインを見て判断しています。ダブルスイカが起きると、スイカ2個が消えてスペースが空きます。

3000点という目標は、次のような点数の積み重ねでできています。

合体の種類 画面に表示される点数
メロン2個でスイカができる 20点+演出のあとにボーナス200点
ふつうの合体(いちご~メロンができるとき) 1回につき2~18点
ダブルスイカ(スイカ2個がくっつく) 22点。スイカは2個とも消える
連鎖 それぞれの合体の合計。連鎖の倍率はなし
3000点 プレイの目標。スイカに必要な点数ではない

連鎖では、起きた合体の点数がそのまま足されます。特別な倍率はかかりません。初めてのスイカができたときのスコアは、落ちてきたフルーツとほかの合体しだいで変わります。だから3000点は、決まった通過点ではなく目標です。

ゲームオーバー時には、箱に残ったフルーツ1個ごとに「進化の順番×2点」が入ります。さくらんぼなら2点、スイカなら22点です。この点数はゲームオーバーの瞬間ではなく、フルーツが順番に消えていく演出の間に加算されます。

初めてのスイカのあと

スイカができてもゲームは終わりません。そこからの進め方は2つです。

  • そのまま続ける:2個目のスイカを作ります。スイカ2個がくっつくとダブルスイカになり、2個とも消えて22点が入ります。空いたスペースで、さらに上のスコアを狙えます。
  • 安全に進める:角のスイカのまわりで中くらいの合体を重ね、着実に点数を積みます。

私のおすすめは、一度は2個目のスイカを狙ってみることです。大きなスイカが2個消えて、盤面が一気に広がる。この瞬間こそ、私がこのゲームで一番味わってほしい体験です。うまくいってもいかなくても、箱の使い方について何か学べて、次のプレイが良くなります。

2個目以降のスイカも、考え方は同じです。角に軸を置き、大きい順に積み、同じフルーツをじっくり集める。ただ、今度はやり方が通用するとわかっています。最初のスイカが一番難しいのは、リズムをつかんでいる途中だからです。2個目からは、わかっていることを磨いていく作業になります。

ダブルスイカで何が起きるかは、ダブルスイカはどうなる?点数と作り方で解説しています。スコアをもっと伸ばしたい人は、高得点を出すコツ10選もどうぞ。片側の角に寄せる積み方や、連鎖を狙って仕込む方法を紹介しています。

パズル

Fruit Merge

ブラウザ

物理演算で動く2Dパズルゲームです。

スイカ同士をくっつけると、2個とも画面から消えます。

よくある質問

スイカを作るのにどれくらい時間がかかりますか?

開発者の私の場合、スイカまで届いた回はだいたい15~22分でした。最速は連鎖が3回うまく起きた回の14分です。最長は24分で、9分ごろにパイナップルの置き場所を失敗し、立て直しが必要でした。小さいフルーツをどれだけ手早く合体させられるかと、連鎖が何回起きるかで変わります。

スイカを作るには何点必要ですか?

必要な点数はありません。メロン2個が合体すると20点が入り、演出が終わると200点のボーナスが加わります。それ以外の点数は、それまでの合体やほかの合体で決まります。そのため、初めてのスイカができるスコアは毎回違います。3000点は目標として考え、同じフルーツを集めることに集中しましょう。

角に寄せる以外の方法でもスイカは作れますか?

作れますが、最初のスイカには角に寄せる方法をおすすめします。平らな壁が片側への動きを止めてくれるからです。それでも、ぶつかったフルーツに押されて大きいフルーツが動くことはあります。中央に積む方法もありますが、フルーツの動きをかなり細かくコントロールする必要があります。角を使う作戦にプレイヤーが自然とたどり着けるよう、箱の壁は角に寄せやすく設計しました。

スイカまで届かない一番の原因は何ですか?

中盤で盤面が埋まることです。小さいフルーツの処理が遅れると、ぶどうやさくらんぼで箱がいっぱいになります。パイナップルができたころには、2個目を置く場所がありません。対策は、最初の5分で小さいフルーツをどんどん合体させること。大きいフルーツができ始めたときのために、スペースを空けておきましょう。

本家スイカゲームとスイカの作り方は同じですか?

スイカゲームを遊んだことがあれば、目標はなじみがあるはずです。小さいフルーツを1段階ずつ合体させて、スイカを目指します。Fruit Mergeはフルーツの大きさ、点数、消え方が独自なので、細かいタイミングは違います。それでも考え方は同じです。盤面を低く保ち、同じフルーツを近くに置き、1回の奇跡のドロップに賭けずに安定した積み重ねからスイカを作りましょう。

※『スイカゲーム』(Aladdin X)の公式ゲームではありません。

まとめ

  • スイカは、メロン2個がくっつくとできる11番目で最後のフルーツ。必要な点数はない
  • 最初の3分は小さいフルーツを手早く合体させ、角に軸を作る
  • 大きい順に並べ、同じフルーツは下から近くに集める
  • 終盤は落とすペースを落とし、2個目のメロンを1個目の隣で作る
  • 詰まったら落とすのをやめ、一番大きな詰まりから片づける
  • 3000点は目標。スコアの数字ではなく、フルーツの位置と赤いラインを見る

まずは1回、角を決めて最後まで変えずにプレイしてみてください。

パズル

Fruit Merge

ブラウザ

物理演算で動く2Dパズルゲームです。

スイカ同士をくっつけると、2個とも画面から消えます。

この記事を書いた人

森島健斗(Stay Foolish Capital PTE.LTD. CEO)

森島健斗(Kento Morishima)

Stay Foolish Capital PTE.LTD. CEO

シンガポールのStay Foolish Capital PTE.LTD. CEO。サイバーセキュリティのスタートアップを創業した経験を持つ連続起業家です。東京理科大学で数学を専攻し、論理的なアプローチで数多くのブラウザゲームを開発しています。