スイカゲーム風のパズル「Fruit Merge」で、初めてのスイカを作る方法をまとめました。私が初めてスイカを作れたのは11回目のプレイで、22分かかりました。開発中は毎回のプレイを表に記録していたので、この数字ははっきり覚えています。1~10回目はひどいものでした。箱はパンパン、パイナップルは変な場所、焦って落としたぶどうの下にメロンが埋まる。そして11回目、左下の角でメロン2個がすべるようにくっつき、緑のしま模様のスイカが現れました。何度も見てきた演出なのに、思わずガッツポーズが出ました。
結論
この記事では、私が毎回やっている手順をそのまま紹介します。角を使う戦い方は、ゲームの物理挙動を設計したときに狙った遊び方でもあります。Fruit Mergeはブラウザで無料で遊べて、ダウンロードも課金もありません。練習したいだけ何度でも挑戦できます。2000点前後で止まっているなら、足りないのは才能ではありません。盤面の組み立て方です。
Fruit Mergeは、スイカゲーム風のルールで遊べるSFC Gamesのオリジナルゲームです。Aladdin Xの『スイカゲーム』の公式作品ではありません。
スイカは進化の順番で11番目、最後のフルーツです。進化の順番は次のとおりです。
さくらんぼ → いちご → ぶどう → ポンカン → オレンジ → りんご → なし → もも → パイナップル → メロン → スイカ
同じフルーツ2個がくっつくと、1段階上のフルーツになります。さくらんぼだけで作るなら、スイカ1個は1024個分です。実際には上のフルーツも落ちてくるので、もっと少ないドロップで届きます。
スコアは、どのフルーツが落ちてきて、どんな合体をしたかで決まります。連鎖による倍率はありません。ゲームオーバー時には、箱に残ったフルーツの分も点数になります。
大事なのは、3000点をスイカの条件だと思わないことです。スイカはメロン2個が触れたときにできます。スコアの数字だけでは、スイカができたかどうかはわかりません。3000点は、あくまでスコアの目標です。
本当の壁は点数ではありません。15~20分ほど続くプレッシャーの中で、箱のスペースを管理し、合体を重ね、焦らずに待つこと。そのすべてが同時に必要になります。
何百回もプレイしたいま、私が毎回どう進めているかを順に説明します。理屈ではなく、実際にやっている手順です。
角を使う作戦がうまくいくのは、壁を平らに設計したからです。角に入った大きいフルーツは、変な方向へ転がりにくくなります。左右どちらの角でもかまいません。大事なのは、一度決めたら変えないことです。
最初の3分でやることはシンプルです。小さいフルーツをどんどん合体させ、決めた角の側に寄せていきます。決まった序盤の流れが終わると、落ちてくるのはさくらんぼ、いちご、ぶどう、ポンカン、オレンジの5種類で、どれも同じ確率です。序盤は、この小さいフルーツを手早く片づける時間です。あとで箱が詰まるのを防げます。
私の序盤のルーティンです。
角にオレンジかりんごが1個できたら、土台づくりは完了です。これが軸になるフルーツです。ここから先は、この軸の上とまわりに積み上げていきます。
多くの人がつまずくのがここです。土台はそこそこ、中くらいのフルーツもいくつかある。それでも小さいフルーツが次々に来て、置き場所に迷い、適当に落とし始めてしまいます。
私は「層」で考えます。一番大きいフルーツを角の底に置き、その隣に2番目に大きいフルーツ、さらにその隣に3番目と並べます。角の底が大きく、上と反対側にいくほど小さくなる並びです。
最後のルールは、急いでいると私でも破ってしまいます。ももの上に落ちたぶどうがすき間に挟まり、片づけるのに3分かかる。中盤で我慢できるかどうかが、終盤の崩壊を防ぎます。
土台ができたら、同じフルーツを近くに集めることを意識します。当たり前に聞こえますが、物理挙動があるので意外と難しいところです。フルーツは転がり、跳ね、重力にまかせて落ち着きます。思いどおりの場所には止まってくれません。
私が守っているルールです。
スイカまで届くか、パイナップル止まりで終わるか。それを一番左右するのが、このまとめ方です。私の記録でも、同じフルーツを近くに保てた回ほどスコアが伸びていました。
8分を過ぎたら、角にはももかパイナップルがあるのが理想です。ここから一気に緊張感が増します。箱の半分は動かない大きいフルーツで埋まり、次の大きな合体の材料になるぶどうやさくらんぼが次々に落ちてきます。
ここで私は落とすペースを落とします。序盤は1~2秒に1回、終盤は3~5秒に1回です。箱をよく見て、次の合体が起きる場所を思い描きます。「このぶどうをここに落としたら、何が起きるか」と考えてから落とします。
角に集中するとは、こういうことです。
これが唯一の正解かはわかりません。ただ、私の初めてのスイカも、それ以降のスイカも、すべてこの作戦で作りました。平らな壁は横への動きをおさえるので、大きいフルーツが角の近くにとどまりやすくなります。それでも、あとからぶつかったフルーツに押されて動くことはあります。終盤では、この動きの読みやすさがすべてです。
最後のメロンの合体は、狙って置くより連鎖で起きることがよくあります。さくらんぼ同士がくっついていちごになり、そのいちごが待っていたいちごに転がって合体する。その動きが次の合体を呼び、最後にメロン2個がぶつかります。
連鎖を完全に読むことはできません。ただ、起きやすい形は作れます。
連鎖が始まると、合体が次の合体を呼び、スコアがどんどん上がっていきます。演出の中身を知っていても、メロン2個がくっつく瞬間は鳥肌が立ちました。
スイカができる前でも、順調かどうかは判断できます。私がプレイ中に使っている目安です。ゲームのルールではなく、ペース配分のための目標です。
目安より遅れていても、そのプレイは終わりではありません。小さいフルーツを積極的に合体させる方向に切り替えましょう。ごちゃついた部分を片づけて、スペースを作ります。角の使い方がどれだけうまくても、窮屈な箱ではスイカはできません。
それぞれのフルーツの大きさと点数は、全11種類の進化の順番と大きさ・点数の一覧にまとめています。
完全に負けだと思ったプレイを、立て直せたことは何度もあります。ただし、何が悪かったのかを正直に見る必要があります。
よく見る(そして私もやる)ミス
私の立て直し方
立て直しには2~3分かかり、遠回りの合体で300点ほど損をすることもあります。それで大丈夫です。立て直して2800点で終わるほうが、焦って1200点で終わるより上です。私も痛い目を見て学びました。初期のテストでは、3~7回目がすべて焦りによるゲームオーバーでした。落ち着いていれば救えたプレイです。プレイを早く終わらせてしまうミスは、スコアを落とす8つのミス(英語)で詳しく解説しています。
3000点を超えたプレイでも、スイカがある場合と、小さめのフルーツの組み合わせだけの場合があります。スコアは合体の積み重ねで決まるので、私は点数よりもフルーツの位置と赤いラインを見て判断しています。ダブルスイカが起きると、スイカ2個が消えてスペースが空きます。
3000点という目標は、次のような点数の積み重ねでできています。
| 合体の種類 | 画面に表示される点数 |
|---|---|
| メロン2個でスイカができる | 20点+演出のあとにボーナス200点 |
| ふつうの合体(いちご~メロンができるとき) | 1回につき2~18点 |
| ダブルスイカ(スイカ2個がくっつく) | 22点。スイカは2個とも消える |
| 連鎖 | それぞれの合体の合計。連鎖の倍率はなし |
| 3000点 | プレイの目標。スイカに必要な点数ではない |
連鎖では、起きた合体の点数がそのまま足されます。特別な倍率はかかりません。初めてのスイカができたときのスコアは、落ちてきたフルーツとほかの合体しだいで変わります。だから3000点は、決まった通過点ではなく目標です。
ゲームオーバー時には、箱に残ったフルーツ1個ごとに「進化の順番×2点」が入ります。さくらんぼなら2点、スイカなら22点です。この点数はゲームオーバーの瞬間ではなく、フルーツが順番に消えていく演出の間に加算されます。
スイカができてもゲームは終わりません。そこからの進め方は2つです。
私のおすすめは、一度は2個目のスイカを狙ってみることです。大きなスイカが2個消えて、盤面が一気に広がる。この瞬間こそ、私がこのゲームで一番味わってほしい体験です。うまくいってもいかなくても、箱の使い方について何か学べて、次のプレイが良くなります。
2個目以降のスイカも、考え方は同じです。角に軸を置き、大きい順に積み、同じフルーツをじっくり集める。ただ、今度はやり方が通用するとわかっています。最初のスイカが一番難しいのは、リズムをつかんでいる途中だからです。2個目からは、わかっていることを磨いていく作業になります。
ダブルスイカで何が起きるかは、ダブルスイカはどうなる?点数と作り方で解説しています。スコアをもっと伸ばしたい人は、高得点を出すコツ10選もどうぞ。片側の角に寄せる積み方や、連鎖を狙って仕込む方法を紹介しています。
開発者の私の場合、スイカまで届いた回はだいたい15~22分でした。最速は連鎖が3回うまく起きた回の14分です。最長は24分で、9分ごろにパイナップルの置き場所を失敗し、立て直しが必要でした。小さいフルーツをどれだけ手早く合体させられるかと、連鎖が何回起きるかで変わります。
必要な点数はありません。メロン2個が合体すると20点が入り、演出が終わると200点のボーナスが加わります。それ以外の点数は、それまでの合体やほかの合体で決まります。そのため、初めてのスイカができるスコアは毎回違います。3000点は目標として考え、同じフルーツを集めることに集中しましょう。
作れますが、最初のスイカには角に寄せる方法をおすすめします。平らな壁が片側への動きを止めてくれるからです。それでも、ぶつかったフルーツに押されて大きいフルーツが動くことはあります。中央に積む方法もありますが、フルーツの動きをかなり細かくコントロールする必要があります。角を使う作戦にプレイヤーが自然とたどり着けるよう、箱の壁は角に寄せやすく設計しました。
中盤で盤面が埋まることです。小さいフルーツの処理が遅れると、ぶどうやさくらんぼで箱がいっぱいになります。パイナップルができたころには、2個目を置く場所がありません。対策は、最初の5分で小さいフルーツをどんどん合体させること。大きいフルーツができ始めたときのために、スペースを空けておきましょう。
スイカゲームを遊んだことがあれば、目標はなじみがあるはずです。小さいフルーツを1段階ずつ合体させて、スイカを目指します。Fruit Mergeはフルーツの大きさ、点数、消え方が独自なので、細かいタイミングは違います。それでも考え方は同じです。盤面を低く保ち、同じフルーツを近くに置き、1回の奇跡のドロップに賭けずに安定した積み重ねからスイカを作りましょう。
※『スイカゲーム』(Aladdin X)の公式ゲームではありません。
まずは1回、角を決めて最後まで変えずにプレイしてみてください。