Fruit Mergeのフルーツは、さくらんぼからスイカまでの全11種類です。同じフルーツ同士がくっつくと、1段階上のフルーツに進化します。この記事では、進化の順番、それぞれの大きさ、合体したときの点数を1つの表にまとめました。
Fruit Mergeは、スイカゲーム風のルールで遊べるSFC Gamesのオリジナルゲームです。Aladdin Xの『スイカゲーム』の公式作品ではありません。無料で、ダウンロードも登録もいらずにブラウザで遊べます。開発者の私が、11種類を選んだ理由と、段階ごとの立ち回りもあわせて紹介します。
この記事でわかること
目次
ルールはシンプルです。同じフルーツが2つ触れると、合体して次のフルーツになります。さくらんぼ2個でいちご、いちご2個でぶどう。これをくり返して、最後のスイカを目指します。
11種類に決めるまでに、15通りのフルーツの組み合わせを試しました。8種類の版も、14種類の版もありました。8種類だと数分で終盤に着いてしまい、すぐに飽きます。14種類だと序盤の小さな合体が長すぎて、盛り上がるまでに時間がかかります。11種類がちょうどいいバランスでした。
実は、最初の試作品では野菜を使っていました。でも、にんじん同士をくっつけても、あまり楽しくないんです。フルーツなら、ぶどうは小さくてスイカは大きいと、説明しなくても誰でもわかります。
合体には、フルーツ同士が実際にぶつかる必要があります。当たり判定は、フルーツの高さの半分を半径にした円です。数ピクセルの「おまけ」の判定はありません。近くに見えても、触れるまでは合体しません。
進化の順番に並べた全11種の一覧です。大きさはゲーム内の単位で、画面上のピクセル数ではありません。実際の表示サイズは、ブラウザの画面の大きさで変わります。
点数は、合体でそのフルーツができたときに加算される値です。落ちてくるフルーツは、箱に入っただけでは点数になりません。さくらんぼは落ちてくるだけなので、作られたときの点数はありません。
| # | フルーツ | 大きさ(ゲーム内単位) | 合体でできたときの点数 | さくらんぼ換算 | 合体の組み合わせ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | さくらんぼ | 52 | 0(落ちてくるだけ) | 1 | なし(最初のフルーツ) |
| 2 | いちご | 78 | 2 | 2 | さくらんぼ+さくらんぼ |
| 3 | ぶどう | 108 | 4 | 4 | いちご+いちご |
| 4 | ポンカン | 119 | 6 | 8 | ぶどう+ぶどう |
| 5 | オレンジ | 153×152 | 8 | 16 | ポンカン+ポンカン |
| 6 | りんご | 183 | 10 | 32 | オレンジ+オレンジ |
| 7 | なし | 186 | 12 | 64 | りんご+りんご |
| 8 | もも | 258 | 14 | 128 | なし+なし |
| 9 | パイナップル | 308 | 16 | 256 | もも+もも |
| 10 | メロン | 428※ | 18 | 512 | パイナップル+パイナップル |
| 11 | スイカ | 404 | 20+ボーナス200 | 1,024 | メロン+メロン |
※合体で作られたメロンは、428の大きさで動きます。画像(スプライト)自体は302ですが、遊ぶときの大きさは428です。スイカは404なので、ゲーム内ではメロンのほうがスイカより大きくなります。点数は段階が1つ上がるごとに2点ずつ増え、メロンで18点です。スイカができると20点、演出が終わるとさらに200点が入ります。スイカ同士が合体すると22点が入り、2個とも消えます。連鎖による倍率はありません。
さくらんぼの大きさは52で、いちばん小さいフルーツです。最初に落とすのもさくらんぼです。決まった順番の序盤が終わると、小さい5種類がそれぞれ20%の確率で落ちてきます。5種類とは、さくらんぼ・いちご・ぶどう・ポンカン・オレンジです。スイカ1個は、さくらんぼ1,024個分にあたります。ただ、大きめのフルーツも落ちてくるので、実際に1,024個落とす必要はありません。
初めての人ほど、さくらんぼを雑に落としがちです。でも、変な場所に残ったさくらんぼは、最後までじゃまになります。大きいフルーツのすき間にはさまって合体をふさぎ、貴重な縦のスペースも使ってしまいます。
私は、さくらんぼを片側の壁に寄せておきます。ある程度たまったら、まとめて合体させます。小さな合体がポンカンまで続けて起こる瞬間は、何度見ても気持ちいいです。
いちごの大きさは78です。最初のいちごは、始めて数秒でできます。そのいちごがどこに落ち着くかで、次の30秒の展開が決まります。
以前の私は、さくらんぼを空いている場所に落としていました。今は、できたいちごがどこに来るか、その近くに別のいちごがあるかを考えて置きます。2手先まで考えるようになると、スコアが伸びます。
ぶどう(108)のあたりから、連鎖が現実的になります。ぶどうが増えると、2つが触れる確率も上がるからです。反射で落とすのをやめて、先を読み始める人が多いのもこのあたりです。
色も助けになります。紫のぶどうは、赤いさくらんぼやいちごの中でもよく目立ちます。いちごの絵には、小さな葉っぱもついています。フルーツは遊びやすさだけでなく、ごちゃごちゃした箱の中でひと目で見分けられるかどうかでも選びました。
ポンカンの大きさは119です。気軽に遊んでいた人も、このあたりで圧を感じ始めます。4種類目にして、箱が埋まり始めるからです。ポンカンは、小さいフルーツほど自由には積めません。
ポンカンは、ぶどうとオレンジの間にある小さなかんきつです。ぶどう2個でポンカン、ポンカン2個でオレンジになります。かんきつが2段階続くので、次の合体を考えるときは見分けておきましょう。
オレンジは153×152で、配置を本格的に崩す最初のフルーツです。できた瞬間に転がって、まわりのフルーツを押しのけるほどの大きさがあります。きれいに並べたぶどうが、オレンジ1個に押し出されるのを何度も見てきました。物理演算は、こちらの計画を待ってくれません。
オレンジは、点数の手応えが出てくるフルーツでもあります。オレンジを作る合体1回で8点です。連鎖の点数は、それぞれの合体の点数の合計です。最後にできたフルーツだけでなく、連鎖全体で考えてください。大きいフルーツほど合体の点数が高いのは、わざとです。小さい合体で安全に稼ぐより、大きいフルーツを作りたくなるようにしたかったからです。
りんご(183)は、箱の一角を占めるほど大きいのに、何個もたまりやすい大きさです。そのせいで、2つのりんごの間に小さいフルーツがはさまり、あと少しで届かない状態がよく起こります。
これがどれほどもどかしいか、自分で30~40回遊ぶまで気づきませんでした。対策は予防です。りんごができそうになったら、まわりを空けておきます。りんご同士の間に、小さいフルーツをためないことが大事です。
50回以上遊んで、やっと気づいたことがあります。なしは分かれ目のフルーツです。大きさは186で、「まだ何とかなる」と「本格的に困る」の境目にあたります。小さいフルーツなら、変な場所に置いても立て直せることが多いです。なしより上は、一度置いたらほぼ動かせません。
なしは進化の7番目で、作るにはさくらんぼ64個分が必要です。なしの役割をわかっている人は、上のフルーツと同じくらい丁寧になしを育てます。わかっていないと、箱の両端になしが1個ずつ取り残されたまま終わります。
初心者ガイド(英語)からひとつだけ覚えるなら、これです。なしは小さいフルーツではなく、大きいフルーツとして扱ってください。
もも(258)は、箱のかなりの部分を占めます。丸くて重く、物理演算が決めた場所に落ち着きます。ももは自分で置くものではなく、勝手に収まるものです。
ももができると、達成感があります。ここまで7回の進化を重ねてきたからです。でもすぐに、2個目が必要なことに気づきます。この大きさの2個目を、どこに置けばいいのでしょうか。
上手な人は、ももの置き場所を軸に作戦を立てます。1個目のための場所を空けておき、その近くで2個目を育てます。最初の1手から箱の配置を考えさせるのが、ももというフルーツです。
ももからパイナップルへの変化には、多くの人が驚きます。正直、私もです。パイナップルは308で、ももより直径が約19%大きくなります。もも2個がトゲトゲのパイナップルに変わる瞬間は、見た目のインパクトも大きいです。
パイナップルから、ゲームは本格的に難しくなります。1個にさくらんぼ256個分、2個で512個分が必要です。箱はもう限界に近く、1手ごとの重みが増します。置き損ねたぶどう1個が、ゲームオーバーにつながります。
パイナップル以降の箱の管理は、上級者向け攻略(英語)でくわしく書いています。
合体で作られたメロンは428で、箱の中で圧倒的な大きさです。メロンができると、まわりのフルーツが押しつぶされるように詰まります。息をつく場所もほとんどありません。
メロンまで来たなら、ほぼうまくいっています。ただし「ほぼ」です。私がいちばん多く負けているのは、メロンが1個ある場面です。2個目を急いで雑に落とすと、その1手で終わります。メロン2個を同時に管理できているなら、かなりの腕前です。
スイカの大きさは404。最後のフルーツで、誰も見ていなくてもガッツポーズしたくなる瞬間です。
さくらんぼだけでスイカを作るなら、理論上1,024個が必要です。2048を遊んだことがある人には、おなじみの倍々の計算です。1,024は2の10乗で、10段階分の進化にあたります。実際は大きめのフルーツも落ちてくるので、いくつもの段階から組み立てて、連鎖でペアを近づけます。
スイカができると、すぐに20点、演出のあとにさらに200点が入ります。同じ連鎖のほかの合体にもそれぞれ点数がつくので、うまく組んだ連鎖ならもっと稼げます。これがFruit Mergeのいちばんの見せ場で、ついリトライしたくなる理由です。
スイカまで届かない原因になりやすいミスは、スコアを落とす8つのミス(英語)にまとめています。
点数と大きさは、なんとなく決めたわけではありません。設計の考え方を説明します。
合体の点数は、段階が1つ上がるごとに2点ずつ増えます。スイカだけは特別なボーナスがあります。
いちご(2番目):2点
ぶどう(3番目):4点
ポンカン(4番目):6点
スイカ(11番目):20点+演出のあとのボーナス200点
連鎖では、それぞれの合体の点数が足されるだけです。連鎖やスピードによる倍率はありません。たとえば、いちご、ぶどう、ポンカンが1回の連鎖で続けてできると、2+4+6=12点です。別々に合体したときと同じです。スイカ同士の合体は22点で、2個分のスペースが空きます。
ゲームオーバーになると、箱に残ったフルーツが1個ずつはじけて点数になります。点数は進化の番号の2倍です。さくらんぼ2点、いちご4点、ぶどう6点、ポンカン8点、オレンジ10点、りんご12点です。その先は、なし14点、もも16点、パイナップル18点、メロン20点、スイカ22点と続きます。
この点数は、表の「合体でできたときの点数」とは別です。残ったスイカに、200点のボーナスがもう一度つくことはありません。数えるのは箱の中のフルーツだけで、上で持っているフルーツは入りません。今の結果画面は、この精算が始まってから約4秒後のスコアを表示します。箱がかなり混んでいると、精算が終わる前に結果が出ることがあります。
大きさの増え方は一定ではありません。さくらんぼは52、ももは258、パイナップルは308です。ももからパイナップルは直径で約19%増えますが、上位の段階でいちばん大きな伸びではありません。今のバージョンでは、合体でできたメロンが428、スイカが404です。画面上のピクセル数は、ブラウザの表示で変わります。
スイカ1個がさくらんぼ1,024個分ということは、段階が上がるたびに必要な量が倍になるということです。だから序盤は早く進み、終盤は重く、時間がかかります。長いプレイでは、上位3種類のために多くの手間をかけることになります。
何百回も遊んできた中で、私が段階ごとに意識していることです。
序盤(さくらんぼ~ポンカン)
小さい合体は素直に取る。ただし、次を落とす前に山が落ち着くのを待つ。
箱の片側は、あとで来る大きいフルーツのために空けておく。
連鎖は無理に狙わず、自然に起こるのに任せる。
中盤(オレンジ~なし)
ペースを落とす。ここからは1手の重みが増えます。
いちばん大きいフルーツの位置を常に把握して、そこに向けて育てる。
迷ったら、大きく育てるより、小さいものを合体させてスペースを空ける。
終盤(もも~スイカ)
この時点で、配置はもう固まっているはずです。固まっていなければ、負ける可能性が高いです。
もも1個、パイナップル1個の置き場所を間違えると、3つの合体がふさがることもあります。速さより正確さを優先します。
メロン同士でスイカを作る最後の合体が、いちばん緊張する瞬間です。深呼吸して、しっかりねらいましょう。私も毎回、肩に力が入ります。
スコアを伸ばすコツ全般は、高得点を出すコツ10選にまとめています。
これはよく聞かれます。なぜ12種類ではないのか。なぜバナナやココナッツがないのか。
選んだのは、大きさの順番が直感でわかるフルーツです。ぶどうがスイカより小さいことは、誰でも知っています。だから、進化の順番そのものを覚える手間がほとんどありません。
バナナは、初期の版に入っていました。でも、しっくりきませんでした。細長い形が当たり判定と合わず、丸いフルーツときれいに積み重ならなかったのです。ココナッツも、中くらいのフルーツと見た目の大きさが近すぎて、まぎらわしくなりました。
11種類には、実用的な理由もあります。いちばん下から上まで、進化は10回です。奥深さを感じられる種類があり、それでいて終盤が遠すぎません。初めての人にも、最初の数回のプレイでメロンを見てほしいと考えました。メロンが見えれば、スイカはすぐそこだとわかるからです。実際にスイカを作るには、腕と根気が必要です(参考:WikipediaのSuika Gameの記事(英語))。
本家の『スイカゲーム』(Aladdin X)も、よく似たフルーツの並びを使っています。このデザインが長く支持されているのには理由があります。フルーツの大小は、言葉や文化、年齢に関係なく伝わるからです。Fruit Mergeは、大きさと点数を独自に調整しています。ただ、「フルーツを難しさのはしごにする」という核のアイデアは、実績のあるデザインから借りたものです。なお、4番目と5番目のフルーツ(Fruit Mergeではポンカンとオレンジ)は、本家と並びが違います。本家との違いは「Fruit Mergeと本家スイカゲームの違い」でくわしく比べています。
表を見ながら試したい人は、Fruit Mergeを無料でプレイできます。登録もダウンロードもいりません。
全11種類です。さくらんぼ、いちご、ぶどう、ポンカン、オレンジ、りんご、なし、もも、パイナップル、メロン、スイカの順に進化します。同じフルーツ2個で次のフルーツになりますが、スイカ同士だけは合体すると2個とも消えます。8~14種類の組み合わせを試して、奥深さと遊びやすさのバランスがいい11種類に決めました。
スイカが最後のフルーツです。スイカ同士がくっつくと(いわゆるダブルスイカ)、2個とも消えて22点が入ります。12番目のフルーツはありません。追加も考えましたが、スイカで終わるほうが気持ちよく、大きなフルーツが2個消えて一気に空く感覚も残したかったからです。くわしくは「スイカ同士を合体させるとどうなるか」で解説しています。
理論上は1,024個分です。段階が上がるたびに倍になり、いちごは2個分、ぶどうは4個分、ポンカンは8個分です。実際はさくらんぼ以外のフルーツも落ちてくるので、さくらんぼを1,024回落とす必要はありません。
直径が258から308へ、約19%大きくなるからです。目立つ変化ですが、上位の段階でいちばん大きな伸びではありません。パイナップルは見た目のインパクトも強いので、置き場所を先に空けておくと安心です。
メロン2個でスイカを作る合体です。まず20点が入り、演出のあとにボーナス200点が加わります。同じ連鎖のほかの合体にも、それぞれ通常の点数がつきます。連鎖の組み立て方は上級者向け攻略(英語)で解説しています。